こんにちは。
10月といえど、まだまだ暑さが残りますね。
そんな中でも、「秋」の空気感や香りも感じられ、季節の移り変わりを楽しんでいます。
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日々、忙しかったり、悩みで頭がいっぱいになったり
心身に潜むたくさんの感情や悩みたちに振り回されると
「今・ここ」に起こっていることに自分の感覚を向けることや、集中することが難しくなります。
授業中に先生の話が耳に入らなくなってしまう
仕事に集中できずに、ほかのことが気になる
子どもや夫の話に耳を傾けられない
これらは誰もが経験したことがあることと思います。
特に「恐怖」や「怒り」の気持ちが自分の中にあると
なかなか、目の前のことに集中することが難しくなりますね。
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話は変わりますが、私自身、最近、とあるチャレンジといいますが冒険をしています。
少し大げさかもしれませんが。
私の人生にとってそのことは「冒険」です。
冒険に行くとき、自分のなかには少し「恐怖」が伴います。
まだ見ぬ未来に「怖さ」があります。そしてワクワクもあります。
怖さを感じるとき、心臓は少しドキドキしていますし、胃はきゅっと縮むような感覚があります。
のどに詰まりを感じたり、呼吸が浅くなることもあります。
こういった恐怖の感覚の感じ方は人それぞれ違いますね。
そして、頭でいろいろ考えます。
冒険なんてやめてしまえばいい
自分にはできない?したくない?
などなど。
「本当にしたくないの?」
いや。しかし、自分がやりたくて、行きたくて進み始めた「冒険」への道です。
そして頭の片隅でどこか
「でもできない。できるはずない」そんな小さな声にも気づいています。
それは誰が決めたの?本当に?など 自問自答も始まることも。
しかしできないと決めつけているのは過去の自分です。
過去に失敗をした経験、トラウマになっている経験が自分にストップをかけてきます。
失敗の恐怖から自分を守るためにです。
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未来は不確かなものです。
誰にも分りません。
「不確かである」ということを受け入れることができると
未来への恐怖の感情は「冒険」という行動に変えることも可能です。
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「怖いからできない」
「愛されることが怖い」
「愛することが怖い」
「孤独が怖い」
「嫌われることが怖い」
「傷つけらるのが怖い」
「傷つくのが怖い」
「成功することが怖い」
「お金持ちになることが怖い」
社会で生きていくと、多かれ少なかれ「怖さ」はあります。
恐怖の感情の理由も、その感じ方も、その大きさも、内容も、質も人それぞれですし、様々。
そして、それはその人にとって確かな感情です。
怖い・恐怖という感情に自分自身で気づいていない無自覚な場合もありまし、それは少なくありません。
怖い・恐怖という感情を自分の中でほおっておくと、後々自分の考え方や行動・人間関係が歪み、苦しみに変わることもあります。
もし恐怖の感情によって、「やりたい」こと・冒険すること・新しい道を歩むことなどをあきらめているとしたら
それは過去に経験したトラウマの影響であり、過去その時に学習した行動・考え方・認知・情動の影響です。
これは変えることができます。
怖さとそして、その不確実さを受け入れる。
そして
怖さに気づき、それを味方にする。
トラウマを乗り越えた先には、様々な冒険ができる自分に気づくことが増えてきます。
今日は自分の中での備忘録としても、この文章を書かせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
津田沼心理カウンセリングRenew澤田忍