怒られて固まる・動けなくなる

怒られて固まる・動けなくなる

こんにちは。

ここ最近でサイトをリニューアルしたり、以前からのブログのシステム変更をしたりで

過去記事の整理も少しずつ行っています。

 

今日は過去にも掲載し、皆様からの閲覧も多い記事を再々掲載。

人は何か目の前に緊張したり集中すべき物事があるときや

達成したいことがあるとき

ストレスフルな出来事が目の前にあるときは交感神経系が活発に働き、

「闘う(立ち向かう)Fight か 逃げるFlightか」するための体の反応が起こります。

動物的本能として

心臓はドキドキ速くなり

呼吸も浅く速くなり

筋肉は緊張し・・・

など逃げるか闘うか準備を身体は勝手に反応してくれるものです。

この反応があるので危険がら身を守り生き延びるということができます。

しかし、

何か目の前にショックな出来事があったその時、

闘うことも逃げることもできない、その出来事自体を受け入れ自分で行動を選択することができなければどうなるでしょう。

これからのお話は、個人の神経系のパターン(自律神経系の活動パターン)にもよりますが、

パニック発作・過換気発作を起こす方もいれば

身体、心(感情)は「凍りつく」という反応が起こります。

凍りつきという反応には

混乱して体が動かない=不動

意識が遠のくような感覚=解離

感情や感覚が鈍くなる=麻痺

など様々な現れ方をします。

テーマとなっている「怒られて固まる」のはこの影響です。

例えば思いもよらず、急に目の前にいる上司から大声で怒鳴られたとき。

びっくりし混乱し、闘うこと(言い返すこと)も・逃げること(言い訳をする、その場から立ち去ること)もできずに、一瞬にして身体が動かなくなったり、心が切り離され固まってしまったりします。

この時には急激に交感神経が急激に活性化すると同時に、副交感神経系(ポリヴェーガル理論だと背側迷走神経系)も急激に活性化し、結果「凍りつく」ということが起こってくるのです。

この、凍りつく反応は、私たちが生命を維持するため動物に備わった反応。

凍りつくことで目の前のショックな出来事を現実のものとして感じたり、身体感覚として感じることをせずに済むからです。

対処行動の一つで、その場に適応するための身体反応です。

これは人間だけでなく他の動物にも備わっているもの。

動物が敵を目の前にし「死んだふり」をしているように見えるのも、動物本来は凍りつく反応が起こっていると言えます。

このようなショックで、「凍り付く」ようなトラウマティックな出来事を多く体験していると自律神経系のバランス不調で、心身への不調も出てきます。

日常生活でも普段から「凍りつく」という反応が出てきやすくなります。

・現実感を感じない

・心と体が切り離されたように感じる

・いつの間にか、身体が動かなくなるように固まり、何も考えられなくなる

・体のある部分だけ痛みを感じにくい

・物をどこに置いたか覚えていないことが多い。

・よく体の一部をどこかにぶつけることが多い、身に覚えのない青痣がある。

・「今」何をしていたかわからなくなる

・相手の話の内容が頭に入ってこない

・意識が別のところにあるように感じる

・自分の気持ちがわからなくなる

など、凍りつきの反応の出方はさまざまです。

そのような反応が起こった後は、

どっと疲れたり、

体がとてもだるくなって動きたくなくなったり、無気力になってしまったりもありますね。

逆に、後から恐怖の感情が沸いてきたり、その時に言えなかった怒れなかったことを後悔し頭から離れなかったり、

自分を責めたりすることもあるかもしれません。

また、同じような出来事に遭遇したり、その相手に会うだけでも過緊張になったり、また固まってしまって思うように話ができなかったり「恐怖症」のようになってしまうこともあります。

しかしこれらは改善可能です。

こういったことは繰り返し起こしやすく、日常生活を安全に過ごすためにも

ぜひトラウマ専門のカウンセラー・やセラピストへご相談してみることをお勧めします。

もちろん津田沼心理カウンセリングRenewでも共に調整可能です。