程よい距離感

愛着障害

人でもものでもなんでも当てはまりますが

あまりに距離が近すぎると

物事がよく見えないときがありますね。

程よい距離間で視界を広げて眺めると

何か近い距離では見えてこなかったことにも気づきやすくなります。

愛着障害のうち、無秩序型というタイプがあります。

愛着障害についてはこちらにhttps://counseling-renew.com/page-4827/

 

無秩序型の特徴として人との安全な安定的な距離がつかみづらく

一層トラウマを自分自身で作り上げてしまうことがあります。

もともと、「愛着」にトラウマがあるうえに

その影響で新たな人間関係でもそのパターンを再演してしまいやすいのです。

自己防衛のために

自分をコントロールするように相手や環境をコントロールしたくなる

結果相手の領域に踏み込み接近しすぎる

しかし、相手を自分の思い通りにできずに怒りを感じたり傷つく

なので

本当は接近したいのに傷つくのが怖くて人から逃げたい回避したく遠のきすぎ、孤独になる。

こんなループが、パターンが、ドラマが、再演されやういのです。

接近ー回避

この場合実はセラピストとクライアントさんの間でそれも起こりやすくなります。

でもね。

再演している中でも、

今の現実に気づき

これは過去から引きづった神経の無意識のパターンなんだと

一歩下がって自分を相手を観察してみると

別の選択ができるようになってきます。

そうやって調整しながら安定的な関係を構築する

適切な安全な物事を把握しやすい心地よい距離(心理的にも物理的にも)を体験していく

 

こうして過去から積み上げたパターンを修正していくことは可能なのです。

一人で頑張るのはもしかすると並大抵のことではないかもしれません。

無意識レベルで

細胞レベルで

過去のトラウマドラマは再演することがありますのでね。

でも決して決して相手のせいでもないし、自分の意志の弱さでもないので間違えないでくださいね。

何かに導かれるようにそれは起こります。

調整・変容が必要な場合、ご相談くださいね。

津田沼心理カウンセリングRenew澤田忍