愛着障害

愛着とは

愛着(あいちゃく)とは、親(養育者)と子の絆であり、結びつきのことです。

結びつきの感覚は、良くも悪くも、それは目に見えない、個人の内面で感じる感覚です。

愛着は「人を信頼しても大丈夫!」という人と人との結びつきの基本的な信頼という「感覚」の基盤となります。

そしてそれらは、成長し人間関係を構築するうえでのテンプレート(地図と言い換えることもできますね)となります。

どのように親と子の愛着が作られていくかというと、

それは新生児・乳幼児期においての赤ちゃんと親との関係から始まるといわれていることが、
心理学としては定説でしたが、

近年トラウマと記憶や胎生期における研究が進められるにつれ、
愛着パターンのテンプレート(地図)は、実は私たちが、母親の子宮内で成長する過程=胎生期(胎児である過程)から作られることがわかっています。

と、いうのも、母体と胎児は一心同体であり、母親の神経システムは胎児にそのまま同調(リズムを合わせることを)しているためです。

胎生期は人が人として形作られ、生まれるための準備期間です。脳も身体も作られていきます。

また、誕生し新生児・乳幼児期~幼少期の発達過程においては、
子は母(養育者)の援助がないと生きていけません。

そこで子と母(養育者)との情緒的・身体的なコミュニケーションが愛着に関わる脳の発達にとても影響してきます。

私たちはそれら胎生期から乳幼児期の母(養育者)とのコミュニケーションについてを思い出すことはほとんどありませんが、実は身体記憶として格納されているものです。

身体記憶は自分自身の感情の動きや、感覚器官(目・耳・皮膚など)を通じて物事を見分けるに働き識別する際、動作や身体感覚の感じ方として無意識に表出されることがあります。

愛着にトラウマがあると、感情・行動コントロールの問題や人間関係の悩みとしても表れてきます。

言い換えると、今、人間関係を構築し育み維持していくことに問題を抱えているとしたら、そういった愛着に関するトラウマが関係しています。

そして、愛着トラウマは全く珍しいことでも特別なことでもありません

日本においては、祖父母や曾祖父母に当たる世代では第二次世界大戦などの社会的背景の中で、生き延び、そして子育てをしていく環境におけるものが世代間にわたって影響していることも大きくあります。

また、発達過程においての事故やケガ・手術・いじめなどの逆境的体験は今の悩みに関わるものかもしれませんし、そこには親(養育者)との関わりも大きいはずです。

しかし愛着トラウマがあるからといって、親を恨む、社会を恨む、母親から生まれてきた自分を恨み、一生苦しむ必要はありません。

日常においての安定した他者との関係は、それらを修正し癒しをもたらします。

また、心理療法などによってもあなたの中にある健全な愛情による繋がりの感覚を見つけ、新たに育み修正していくことも可能なのです。

愛着障害からの回復

私たちの脳・神経には「可塑性(かそせい)」と呼ばれる、日々変化していく働きがあります。

古い地図から新しい地図へと書き換えることが可能なのです。

愛着トラウマは自律神経系の調整が崩れてくることとも関係しますので、

津田沼心理カウンセリングRenewでは心理療法によって調整を図り、愛着のトラウマを解消しつつ、修正をしていくようお手伝いしていきます。

愛着障害には安定型・両価型・回避型・無秩序型といった「型=パターン」があり、それぞれ特徴があります。
ブログにおいて今後、それについて記事を書き重ねてきますのでよろしければ
お読みくださいね。

愛着障害の治療

津田沼心理カウンセリングRenewではDainamic Attachment Re-pattarning experience
ダイナミック愛着修正体験プログラムという心理療法を提供しています。
https://darejapan.jimdofree.com/