この8年の間に

セラピストの日常

 

こんにちは。

本日2019年3月11日(3.11)

東北の大震災から丸8年です。

TVやネットのニュースでも東北の被災地の今を取材したニュースが多く流れ

皆様の中にもいろいろな思いや感情に気づいている方もいらっしゃると思います

私もその一人でした。

当時私は今の「心理」のお仕事ではなく看護師として総合病院の救急部門で勤務しておりました。

そういった背景もあり、震災後2週間ほどたったころ

習志野市医師会災害救援チームの一人として宮城県の南三陸町へと行かせていただきました。

看護師として派遣され、簡易の診療所で医師の診療補助や巡回診療補助が主なお仕事でした。

当時の私には

今の私が持ち合わせているトラウマやPTSDとそのケア・心理療法に関する知識やスキルとそしてそれを提供する「器」はなく。

被災地にいたその数日間「今・ここにいる自分に何ができるのか」そればかりを考えていたことを覚えています。

今こうしてトラウマやPTSDに関わるお仕事をさせていただいていることは、

そういった経験があったこととも少ながらず繋がっているのだと思います。

この8年の間に

自分の仕事も持ち合わせる知識もスキルも、そして自分自身の神経系も社会的背景もずいぶん変化しました。

8年。

心の傷を抱えたまま生活せざるを得ない状況の方もいらっしゃると思います。

被災地の方でなくとも、地震の揺れやTVなどメディアの影響で大きなストレスを感じ、抱えたままの方もいらっしゃるかもしれません。

トラウマやPTSDの症状は

そういった出来事から長い時が経ってから出現・自覚することが多くあります。

フラッシュバックや過覚醒

怒りや無力感を含む感情コントロール困難

感情麻痺や解離など

もし、思い当たる方がいらっしゃったら専門家にご相談くださいませ。

一緒に調整していきましょうね。

津田沼心理カウンセリングRenew 澤田忍