ご相談例
心理カウンセリング
心理療法
お悩みや状況・症状・現在目の前にある問題を、心理カウンセリング・心理療法(心理セラピー)によって、安全に共に取り組み、癒しや変容の入り口を探すように進めていきます。
心理セラピーは、病気や問題がある人だけのものではありません。“もっと自分らしく生きたい”“モヤモヤを整理したい”という気持ちも、大切な入り口です。
心理セラピー(身体心理療法/ソマティック・サイコセラピー)について
日々のストレスや人間関係の悩み、過去のつらい体験など、「言葉になること」も「言葉にならないこと」も丁寧に扱います。
ただ話すだけではなく、今この瞬間の感情や身体の感覚にも意識を向けながら、自分自身の内側にある力や気づきをゆっくりと育んでいきます。ご自身の心や身体の状態に静かに目を向け、よりよく生きていくためのサポートとなる対話と関わりのプロセスです。
セラピーの目的は、問題をすぐに解決することではなく、まず“安心して感じられる場所”をともに育てていくことです。そこから、心の動きやパターンに気づき、少しずつ変化や回復が促されていきます。
当ルームでは、以下のような身体心理療法(ソマティックサイコセラピー)を統合的に用いてセッションを行っています:
- Somatic Experiencing®(ソマティック・エクスペリエンシング® / SE™)
- 神経自我統合アプローチ(NEIA)
- DARe(ダイナミック愛着修正体験)
- ポリヴェーガル理論に基づくアプローチ
- NARM®(神経・感情・関係性モデル)
これらのアプローチを通じて、心と身体のつながりを大切にしながら、“いま・ここ”の感覚や反応に丁寧に寄り添います。一般的に普及している対話や言葉のやり取りを中心に行われる形式のカウンセリングとは違った特長があります。
つらい出来事や繰り返される生きづらさの背景には、言葉だけでは表しきれない身体の反応や、幼少期からの関係性のパターンが深く関係していることがあります。
このような身体心理療法では、そうした無意識の緊張や防衛反応を、身体の感覚や呼吸、気づきのプロセスを通じて少しずつ解きほぐしていきます。
トラウマによって乱れた神経系のバランスを回復し、身体の奥から“安心感”や“落ち着き”を取り戻していくこと――そして、「がまんしすぎてしまう」「人に頼れない」「自分の感情がわからない」といった反応の奥にある、本来の願いや自然な自己感覚を見つけ直すことを大切にしています。
心理教育
クライアントさんのお悩みに応じて、日常のエクササイズやストレスに対処できるセルフケアなどについて、適切な方法を資料を使いながらセラピストよりお伝えいたします。
心理セラピストについて
セラピストは、助言を押しつけるのではなく、あなたの気づきや回復のプロセスに寄り添う“伴走者”のような存在です。クライアント一人ひとりの性質や神経系の状態、特性に丁寧に配慮しながら、癒しや変化が自然に育まれていくことを大切にしています。