孤独に潰される前に

愛着障害

 

毎日、私は私の心に耳を傾ける

ひとりじゃない

深い胸の奥でつながっている

毎日、私は私の心に耳を傾ける

ひとりじゃない

今は自分を抱きしめて

命のぬくもりを感じて

<JUPITER 平原綾香 より英訳⇒和訳・抜粋>

SNSやネットでつながっていても、実際、どんどんコミュニケーションレスになっていて

「繋がっている」という感覚を感じたことが少なかったり

孤独を感じて、本当に繋がりたいと願う人とはなかなか繋がれずに

繋がりを求めてさまよう少女たちを知っています。

 

搾取されたりや営利ではない、本当に繋がりたい人と深い胸の奥での心からの繋がりとぬくもりの記憶、
そして身体感覚は本当に大切で、生きる上での基盤や資源となります。

 

それはいくら孤独を感じても、歌詞のように「自分は一人ではない」という安心と安全感に戻ってこれる

アンカー「錨」となるのでね。

それは自分が自分と繋がるという感覚とも関わっています。

しかし、強い孤独感や不安にさいなまれる時には、実際、自分の心の声に耳を傾けることすら苦しいのです。

人間関係の中で

もしかするとその繋がりの感覚をはじめて経験した時には慣れずに「怖い」と感じたり、居心地が悪い、離れたいと感じたりもするかもしれません。やっぱり人を信用してはいけない繋がりたくないと孤独を選ぶ方が楽なこともあるでしょう。

これは「回避型愛着障害」の症状や特徴の一つ。

繋がりの感覚が安心で、(逆に安心が得られなくて)どんどん求めたくなったり、離れることが不安になったり、いろいろな手段を使ってつなぎとめようとする

これは不安型愛着障害の特徴です。

あきらめずに健全な大人と安全なコミュニケーションを取り、

少しずつ安定的な愛着を形成することが回復の一助となります。

それはセラピスト―クライアントの関係でももちろん関わってきます。

愛着障害・アダルトチルドレンの癒し・回復、お手伝いしていきますね。

津田沼心理カウンセリングRenew澤田忍